生きる力

校長のブログ

現在、ピカピカがっこうには

・フリースクール(平日昼間)10名

・放課後ピカピカ5名

・寺子屋塾3名

 

の合計18名の子たちがいます。18名がピカピカがっこうを「普段使い」しています。

日々の活動の様子は写真でシェアしていますが、写真には映らない部分で、それぞれの子たちは自身が持っている課題に向き合っています。

数人の子は、在籍している学校のクラスメイトの言うことが気になって影響を受けています。

「私は、◯◯(人の名前)に比べたら勉強や運動ができない」

「◯◯(人の名前)がいちいち文句を言ったりいじったりしてくる」

 

また、数人の子は時間と向き合っています。

「授業の時間が退屈で仕方がない」(これ、かなり深刻な社会問題です)

「進路の決定まで時間がない」

 

のような感じです。

「みんなと同じ」で心の安定を得ている状態では感じることが少ないので、こうした悩みを私は「天才の憂鬱」と呼んでいます。人と違うからこそ生じる悩みです。

私は、今の時代は「みんなと同じ」ことで心の安定を得ようとすれば、将来的には生きていくこと自体がかなり厳しくなると見ています。時代の変化が、「みんなと同じ」を許さないスピードで変化し続けていくだろうからです。

これら、いま生じている課題に対して逃げずに向き合っていくことで、いま受けている影響を受けづらくなります。人を変えることはできないし、時間をひきのばしたり短縮することはできない。でも、環境を変えたり、自分の受け取り方を変えることはできます。

 

ピカピカがっこうが取り組んでいる大きなことの一つは、こうした「環境からの影響の解除」にあります。将来生きていく上で大切な「生きる力」は、学力や運動能力では測れない場所に存在すると考えています。

写真は野球好きの彼。表情は選手そのもの☺️

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