オリジン

校長のブログ
教員としての私の原点は、ある一人の子との関わりにあります。
才能溢れるその子は、「みんなと同じことができない」という一点において自分はダメな人間なんだと自己否定に陥りました。
みんなと同じことができることに、何の価値があるのでしょうか?
人の個性には、一人として同じものはありません。己の性質を理解して、その性質を伸ばしていけばそれだけで十分に生きていくことができます。
自分の生きたい道を見つけるお手伝いをすること。見つけた道をやり切れる環境を作ること。
邪魔しないこと。
ぼくたちができるのは、せいぜいそのくらいです。
それだけで、子どもたちはまばゆいばかりの表情で、きらりと光るのです。

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