この世から適応障害をなくしたい

不登校の人数が全国で３４万人と発表されました。
長崎県でも4095人の子たちが不登校として報告されていますが、現場サイドの体感としては、報告はされていないだけで、重い課題を抱えている子はその何倍もいる感じです。

学校教員になってから、たくさんの子どもたちに出会いました。
子どもたちは十人十色、千差万別です。一人として、同じ子はいません。それぞれの子に、その子にしかない良さがあり、個性があります。

でも、ある一つの場所や環境に合わないというだけで、自分を否定し「私はだめな人間なんだ」「大人を信じられない」という気持ちになっている子たちがいます。
ついには、身体や心に不調が出てしまう子がたくさんいます。それら特定の環境への適応が難しい状態を「適応障害」と呼びます。

「適応障害」の子達は、能力や性格に問題があるのでしょうか？ダメな人間なのでしょうか？

私は、絶対に違うと思っています。環境さえ整えば、どの子も本来の自分らしさを発揮することができます。これまで出会った子たちが、それを証明し続けてくれています。

学校一の問題児と呼ばれた子が、商売上手な心優しいリーダーだったこと
引きこもって家から出られなくなってしまった子が、好きなことで日本中を飛び回れるアクティブガールだったこと
何も話さなかった子が、大のおしゃべり好きだったこと

その子にあった環境に身を置けば、適応障害など存在しません。

たった一つの環境に合わないというだけで、心と身体のバランスが損なわれ、命すら失われてしまうなんて、あってはならない。

私は、この世から適応障害をなくしたい。誰もが自分に合った環境を選択し、生き生きと未来への希望を描ける世界にしたい！

そのために、今の活動を続けています。

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〇もやもや解消お話会

場所：旧南島原市立長野小学校

住所：長崎県南島原市西有家町長野1776

参加費：無料

開催日
11/9（土）13時〜15時

連絡先
TEL：0957-73-6293
mail：pikapikaschool@gmail.com
HP：https://pikapikaschool.com/contact/